小ネタ

●魔に憑かれる前のアムルタ妃
オプションに「キャラクターライト」という項目があります。
これは暗い所などでキャラクターの立ち絵が暗くなるといった様に
場面に合わせて立ち絵の明度が変化するかしないか切り替えられる機能なのですが
オフにするとゲームスタート時での王宮の場面にて
ここでしか見られないアムルタ妃としての表情差分の立ち絵を見ることが出来ます。
登場人物を一通り把握した2周目プレイの気分転換ついでにどうぞ。

 

●神出鬼没のルース
第二章で村が影に襲われている場面にて
メールチェックはしたものの絵本選択肢でいいえを選んだ 場合、
村の外でルースが襲われているからと助けに行くものの
そのまま危険なので村長に小屋へ避難するように促され
ゲヒルが襲撃しマッソーに助けられる…という展開になります。

一見メールチェックせず絵本を見なかった場合と同じ展開かと思いきや
夜が明けてからなぜかルースが使徒の横で寝ており、使徒はこれといって何もしていないのに
好感度も上昇します。(CGも獲得します)

村長が見つけて保護して寝かせたのかもしれませんが
ゲヒルから守った為に使徒が小屋にいることを知っているマッソーがこの状況を許せるとは思えません。
実は妖精さんの力を借りて使徒のそばまでテレポートし、そのまま疲れて寝てしまったんでしょうか…?

(※メールチェックはしないで絵本は見た場合この現象は起こりません)


●未使用画像と届かなかったメール
本編では使われなかった画像がいくつかデータに残っています。
石像と化した村人たちのいる広間や
主人公の部屋(スナイパー2のポスターがはっきり見えています)、
村長の家と思われる小屋の外観など
本編で使用されている画像の別アングルが入っています。

中でもアミリオン王からのメールにも未使用のものがあり、
吊り橋でのメールにはほぼ本編でのメールと同じ内容につけ加えて

いざとなったら我が力をもってお主たちを救う事を約束しよう。

と書いてあるものや(橋から落下するバッドエンドは最初予定されてなかったのでしょうか)

件名 勝利の鍵

使徒よ。
右に避けるのだ!
良いな、右だぞ!

と「押すなよ!絶対押すなよ!」めいた謎の呼びかけもありました。
おそらく石仮面の戦いの最中での呼びかけでしょうが
とっさな事に対して悠長にメール開いてから避けられるわけないだろう 
ということで没になったと思われます。


ラジオ体操という発言からみる石版の裏事情※ここだけ妄想文です
第五章の湿地帯にてミリィとのイベントに
ミリィが元気を出すために主人公と一緒に深呼吸し、
それを見たフーリアが「ラジオ体操みたいだニャン^ヮ^」と発言します。
同じ第五章の湿地帯でのジルーネとのイベントの場合
主人公のヘリコプターがあればという一言に対して
ヘリコプターが何なのかよくわからず困惑するジルーネの場面がある事を踏まえて
このフーリアの台詞にまったく反応しない主人公もジルーネも不自然です。

おそらく主人公たちの時代より過去にも現実世界よりファンダルス村に召喚された
アミリオンの使徒がラジオを石版として王の助言を受け世界を救った事があったのではないでしょうか
(昔の携帯できる情報機器といえばラジオです)
そこで当時の使徒がこれを使って自分の世界では朝に体操をやるものだと村の人々と話をし
時が経っても体を深呼吸して動かすのが「ラジオ体操」という形で村に残ったとすれば
体を動かしながらの深呼吸するミリィ、それに対するフーリアの発言と何だよそれと言った反応をしないジルーネにも納得がいきます。

大巫女がアミリオン王のお告げを聞いたとはいえ
いきなり変わった格好の人間が空から降ってきて
頼れる男衆は出て行ったきり帰ってこない&食料がいつ切れるかもしれない緊迫した状況の村で
村の若い女子がすんなりと受け入れられるでしょうか?
(本当に使徒なのかとはじめは疑問は抱いているものの
後に登場する余所者のゲヒルに対する各々の態度と比べて警戒心はなかったも同然といえます)
主人公がいくら自分は使徒じゃないと否定していいかげんにしてくれとキレても
グラッシー村長が逆にフォローを入れる程に主人公が使徒であることを信じて疑わなかったのは
過去に使徒がファンダルス村に現れた前例があったからだと考えるとおかしくはありません。

ラジオの使徒は世界を救ったのち元の世界に戻り使徒を追って現実世界にきたファンダルス村の娘と結ばれ後に主人公の親を生むことになります
アミリオン王による「お前も我が一族の末裔なのだ」という事もこういった背景があったのでしょう。


猫の獣人の間でラジオ体操という現実世界のそれとは関係のない独自の文化があり
実は予言通りに石仮面の魔物のせいで主人公の記憶が一部だけ封じられていたので
ラジオの存在を忘れた為に主人公は反応できず、
ジルーネも気に留めなかったという可能性もありますが。


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